IoDLTの開発するSymbolを利用したNFTアップローダーアプリ ”nftize”

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IoDLT(Internet of Distributed Ledger Technology)は、Symbolブロックチェーンを使いIoTデバイスを生み出しているアメリカのブロックチェーンスタートアップ企業です。現在Symbolを利用したNFTアップローダーを開発している模様です。先日IoDLTのホームページにその概要とモックアップ画面が掲載されましたので日本語訳をお届けいたします。

翻訳元記事 nftize™️:Missing Link between NFT and Tangible assets: Case Study#1 Tokenizing Japanese Mario Kart64 on Symbol Blockchain 著Bader 2021年10月2日

NFTと現物資産を繋ぐもの:
ケーススタディ#1 マリオカート64をSymbolブロックチェーンでトークン化する

今年の8月上旬に、スーパーマリオブラザーズのWATA(レトロゲーム格付け会社)鑑定品がゲームグッズとしては新記録となる200万米ドルで落札されました。

2020年の初頭以降、個人資産売買市場には何十億ドルもの資金が流れ込み、資産価格は急上昇しています。ポケモンカードやスーパーマリオなどのオリジナルゲームまで、文化的にも社会的にも、最近の個人資産売買市場への移行はすでに熱狂的なレベルに達してすらいます。 これらの現物資産に押し寄せた資金は、インフレ対策効果と今後10年以内により上昇する可能性に期待しているのです。 

しかし一方で、これらの資産の価格が急上昇したことで、偽造品を出品して購入者を騙すことへの関心も高まりました。  そのため、第三者による真贋鑑定および各付けへの需要はかつてないほど高まっています。例えば、WATA(レトロゲームの鑑定サービス)では、数か月分のバックログを保持しています。本物であることを証明する必要性は、前述したものを含め、あらゆる資産にとって極めて重要なことです。その代表的な例としては、最近問題になっているポケモンゲームソフトの偽物や、発売から30年経ったスーパーファミコンのゲームソフトです。

またNFTも、最近躍り出た新たな投資手段のひとつです。NFTは人気を博し、今非常に大きな投資の可能性を秘めています。ですが、それらはデジタル資産にしか対応していないようにも見えます。私たちは、NFTと現物資産を繋げることに大きなチャンスがあると考えています。それが ”nftize™” です。nftize™のコンセプトは使いやすいアプリとして実装されており、既存の資産(デジタルであっても物理的であっても)を、ブロックチェーンを介して複製不可能なデジタル表現物に変換することができます。この記事では、NEMのSymbolを使用していますが、理論的にはNFTをサポートするあらゆるブロックチェーンを使用することができます。

nftize™とは?

nftize™(NFT化)
nftize™という単語は、IoDLTが所有する出願中の商標です。ある資産をnftize™(NFT化)することは、その資産に対してNFT(non-fungible token)を発行し、ブロックチェーンと呼ばれるデジタル台帳に保存することです。nftize™(NFT化)された資産は、その資産の真正性、状態、および出所や来歴が証明されます。また、その資産固有の基準を証明すること、例えば金融証券の取引条件などがあります。これからの記事では、nftize™のプロトコル/アプリが他の資産にどのように関連するのかを詳しく説明いたします。 

nftize™(NFT化)された資産は、デジタルとしての所有・取引が可能なだけでなく、物理的に異動されたり、監査された保管場所で保全されたりする有形の資産としての利点も享受できるというデジタルとしての存在と物理的な存在の両方の利点を兼ね備えています。

物理的な資産をNFT化するプロセスを難しく考える必要はありません。NFTはブロックチェーン上に存在する、資産の情報を詰め込んだ “コンテナ” の様な役割をします。
なぜnftize™なのか?

資産をNFT化することにより、セキュリティ、所有権証明、流動性/譲渡性、物品の証明など、多くのメリットが生まれます。

「そもそも、なぜ物理的な資産をNFT化する必要があるのか? すでに存在する資産をデジタル表現物として表すことになんに価値があるのか?」この様に疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。

「流動性」それが答えです。現物資産をNFT化することによって、市場での流動性が高まります。デジタルトークンとなることで資産の出所や来歴が証明され、信頼性が高まります。また、市場は全世界に開かれます。さらに信用は信用を生みます。物品の真正性、状態、および出所や来歴がブロックチェーンに記録されるため、世界中の市場参加者は、NFT化された現物資産を容易に取引することができます。これらはすべてシンプルなQRコードやNFCタグで実現することができ、それは驚くほど簡単にスキャンして即座に確認することができます。 

ブロックチェーンが本質的に持つ不変性と透明性は、市場における資産の信頼性を高め、適正な価格を与え、より多くの流動性をもたらします。 

Symbol を使い、どの様にnftize™(NFT化)をするのか

nftize™(NFT化)の仕組みは、理論的にも実装的にもとてもシンプルです。単一なものであり、複製できないものとされるNFTをSymbolで作成するには、いくつかの方法があります。 ですが今回のユースケースではアカウント機能を使用します。

基本的には、各アカウントはそれ自体が固有の暗号鍵となりますので、各アカウントを、資産とそれにまつわるあらゆる情報を表す一種のコンテナとして使用することができます。 資産情報のすべては、Symbolの様々な機能、例えばメタデータを使ってアカウントに記録されます。メタデータとともに、アセットのスキーマやテンプレートも、データの整合性が保たれるように一緒に記録されます。

Symbolのロック機能を利用したオンチェーンコンテナは認証コンテナとなり、資産がデジタル上に “存在” することを可能にします。

この方法では、”何を記録するのか” だけではなく、”どのように記録するか”(将来的に編集可能とするかどうか)を設定することができます。Symbolのモザイク機能を使うこともできましたが、アカウントを使うことで、NFTに残高を持たせることができます。それによって契約条件を設定するような、(不動産をトークン化して資金を第三者預託するなど)より複雑なユースケースに適用できます。 

nftize™ (NFT化)アプリを使用した資産の登録:
ケーススタディ#1 マリオカート64をSymbolブロックチェーンでトークン化する

WATA認証付き “任天堂マリオカート64日本版” を入手しました。これが他のものと違い価値があるのは、ゲーム機器の認証格付け専門会社として知られるWataGamesによって検証され、その価値が認められていることです。物理的な資産の真正性を保証するためには、確立された既知の権威(認証格付けを行う信頼できる第三者機関など)によって検証・評価され、それをチェーンに記録することが必要です。  将来的には、これらの証明がチェーン上で存在感を発揮し、資産に暗号的認証を与えることで、信頼を確固たるものにすることができます。

注:IoDLTが開発中のアプリのモックアップです。Symbolを使って、誰もが物理的資産をnftize™(NFT化)できるようになります

IoDLTでは、既に完成度の高い概念実証アプリを開発しています。ここでは、認証されたマリオカート64をnftize™(NFT化)する方法を紹介します。このアプリはIonicで作られており、Typescript Symbol SDKを用いてテストネットと通信し、資産をブロックチェーンに登録しています。

まず最初に、通常のアプリのようにログインします。ここでは、通常の暗号資産ウォレットのように、暗号化されたキーペアを使いローカルでサインインするだけです。ただ、ここではコインではなく現物資産を管理しています。

次に資産登録プロセスを開始します。この例では、いくつかの具体的なパラメータを設定していますが、資産の種類に関わらず、必要に応じてパラメータを増やすことができます。

その後、その資産は閲覧、所有、取引が可能になります。所有権はSymbolマルチシグを介して移転することができますが、NFTとの相性が良いので、将来的にはトークンモデルに変更する可能性があります。

これで現物資産は、nftize™(NFT化)とSymbolによって真正性が証明され、所有、譲渡することができるようになりました。将来的には、nftize™(NFT化)された資産の購入者は、送料を支払って物理的な引き渡しを受けるか、監査された保管場所で安全に保管することができます。 

まとめ

“nftize™” は、物理的であれ非物理的であれ、資産の真正性、状態、および出所や来歴をドキュメント化できる使いやすいプロトコルです。このような容易さは、市場の流動性と信頼性を高め、様々な種類の資産の価格上昇につながることは間違いありません。私たちは、資産を「nftize™」(NFT化)することは、未来の幅広い用途として今後実証されるであろうと信じています。 

IoDLTの開発する『NFTコンテナアップローダー ”nftize”』は、あらゆる資産をNFT化し、それにまつわるデータをオンチェーン上の「コンテナ」に保存するアプリ。SymbolブロックチェーンでNFT化し、資産の真正性を証明し、資産に信頼性もたらします。

そんな資産を簡単に作ることができ、取引も容易にできる使いやすいアプリであることが想像できます。Symbolを活用してプロダクトを生み出すIoDLTには引き続き要注目です。

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