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Trackgood トレーサビリティにネムブロックチェーンを利用

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Trackgoodをご存知ですか?
先日久しぶりにTrackgoodのアカウントがつぶやきましたので、ここにまとめてみました

このツイートは、ドイツのケルンで開催された世界最大の食品・飲料見本市に、Trackgoodの新しい顧客であるCaffè Barbera社(150年の歴史を持つイタリア企業)が出展した様子を動画で紹介しています。動画をよく見ると、QRコードが見えますね。サプライチェーンのトレーサビリティ(追跡管理)にTrackgoodを使っているのではないでしょうか。

ちなみにCaffè Barbera社は、XEMで決済ができますよ。


以下、こちらの記事の翻訳です

シンボルブロックチェーンを通じてサプライチェーンに透明性と持続可能性を

Trackgoodは、Symbol技術の使用により、簡単に導入できる低コストで信頼性の高いサプライチェーン追跡管理及び持続可能性の解析ツールです。

Trackgoodの挑戦

消費者の購入するブランドに対する要求はますます高まり、96%の消費者はリサイクルや倫理的な購入が変化をもたらすと信じています。また88%の消費者は、ブランドが社会的に、環境負荷に前向きであることを望んでいます。  

しかし、BCI Supply Chain Resilience Report, 2017によると、69%の企業はいまだにサプライチェーンを可視化できておらず、5,300の日用品の95%が環境へのリスクと生態学的希少性を大幅に減少させながら人々の厚生と社会的公正を改善する経済や倫理的行動を立証することに苦労しています。この問題は中小企業にとってはさらに深刻で、サプライチェーン・ソフトウェアを導入している企業はわずか6%にすぎません。

真正性が鍵となります。サプライチェーン全体で倫理的な調達の主張を立証してそれを検証する能力は、倫理を重んじるすべてのブランドの存続に不可欠であり、サプライチェーン全体の透明性は、消費者にとって何を、誰から購入するかについての信頼を築く一助となります。

Trackgoodは、どのような規模の企業であってもサプライチェーンの透明性と持続可能性の可視化を、使いやすく手頃な価格で確立できるよう支援したいと考えていました。

方法論

Trackgoodは、ブランドが環境負荷データを共有し持続可能性を強化することに焦点を当て、サプライチェーンにおける各段階を国連の持続可能な開発目標(SDGs)にリンクさせるトラックアンドトレースツールを作成しました。

これにより最終消費者は購入や消費に際して、より多くの情報に基づいた意思決定を行うことができ、自分たちの周りの世界に本当に貢献しているという安心感を得ることができます。

Trackgoodは非常に使いやすく、シンプルなセットアップ手順と明確でわかりやすい価格設定で、必要とするものはスマートフォンだけです。

この技術によりTrackgoodの顧客(ブランドなど)は、サプライチェーンの一連の段階を切れ目なく完全な整合性を持って示することができます。

  1. Trackgoodでは、QRコードをスキャンして製品や位置情報のセキュリティを強化するためのデバイス認証を行うことができます。
  2. 各スキャンデータは、その際にシンボルブロックチェーン上に安全に記録されます。
  3. 持続可能性の指標は、追跡されたデータを使ってリアルタイムで表示できます。 これにより、ブランドはサプライチェーンの透明性を容易に構築でき、自信を持って持続可能性を証明し、アピールすることができます。    Trackgoodは、2020年4月にNEM Venturesによる第1回NEM Ignite Incubatorプログラムとして受け入れられました。 初期のプロトタイプは2019年第3四半期にNIS1パブリックチェーンを使用して稼働し、Trackgoodはメインネットローンチ時にSymbolに移行します。Trackgoodは2020年11月に正式にローンチし、すでに3つの試験的ブランドがツールとの連携をコミットしています。 利点Trackgoodは、ブランドがサプライチェーンの透明性を簡単に構築できるようにし、その環境への働きかけを自信を持って消費者と共有できるようにします。この真正性と信頼性は、Symbolのブロックチェーン技術によって支えられています。   Trackgoodは、環境負荷をより明確にリアルタイムで表示したいと考える生産に関わるすべての人と地球環境に配慮しているブランドや、倫理的な環境保全や社会貢献を強化したいと考えている企業、あるいは持続可能性をよりビジネスモデルに取り入れたいと考えている既存の企業など、ポジティブな変化を生み出すすべての企業のために用意されています。 ジョン・ハッシー、トラックグッド共同創業者trackgood.io

Trackgoodは、Symbolがローンチされる前、NEM NIS1の時代からNEMブロックチェーンを用い、商品の流通におけるトレーサビリティ(追跡管理)プロダクトを提供してきました。そしてここへきて新しい顧客もでき、そのツイートにより、その活動を再び目にすることができました。

文中に「SDGs」という単語がありますが、SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月の国連サミットで採択されました。2016年から2030年の15年間で、国連加盟193か国が達成するために掲げた目標です。「SDGs」は昨今のキーワードでもありますね。

物流を持続可能なものとするには、その過程の透明性や信頼が問題になると思います。どの様に流通しているのか、流通過程で偽物にすり替えられたり、杜撰な管理などがされていたら、その価値はきっと毀損されるでしょう。ですから流通過程に透明性をもたらし、改竄不可能な履歴をブロックチェーンで証明し、物流を持続可能なものとする。そしてそこにNEM/Symbolブロックチェーンが実際に使われている。この様に実利用を目の当たりにすると、非常に誇らしくも感じ、大きな可能性を感じます。

さらなるNEM/Symbolブロックチェーンの実利用のニュースに期待ですね。

この翻訳記事を書いた人

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